卒園卒業旅行記14
ほんの僅か1日前。
人人人。
ガキガキガキクソガキガキオバサンガキオバサン奥さんガキクソガキババ美人奥さんババアオバサンクソガキガキガキガキオバサン。
で埋まっていたスヌーピーエリアに居るのは、私と娘とキャストのみ。
信じられない・・・昨日はあんなにいっぱいの人だったのに。
今俺の前に居るキャストはストレッチしてるぞ・・。
前を見ても後ろを見ても右見ても左見ても上見たって股の下から後ろ見たって、居るのは私達親子のみ。
・・・・すげ~ことしちゃったな・・・。
妙な怖さを抱きつつ、お目当てのフライング・スヌーピーを目指します。
同じフライングでもダイナソーはゾンビ達に覆い尽くされているのでしょうが、こちらの空飛び犬っコロは、無人。
しかしまさかのストップがかかります。
「すみません。8時から開演なので後5分ほどお待ちいただけますか?」
まさかの開演待ち。
まぁ5分なんて待ったうちに入りません。
しかもファーストゲストなもんですから、キャストの皆さんが寄ってたかって娘を褒めてくれます。
「かわいいね~」
「わぁその耳かわいい~よく似合ってるね」
「今日が初めて?ええ!昨日も来てくれたの!!」
昨日、浮かれた両親に買い与えられたキティちゃん耳のカチューシャ。
娘はあれで照れ屋恥ずかしがり屋なモンですから、USJの外では着けたがりませんでした。
パーク内に入って色々なコスプレしているゲストを多く見て、やっと自分も着けると言ったキティちゃん耳のカチューシャ。
そのカチューシャを朝一のキャスト総出で褒め上げられます。
フライング・スヌーピーの前に、娘が飛び上るほど褒め上げられました。
昨日は90分からの待ちだったフライング・スヌーピー。
なんと今日は貸切。
たった2人。
たった1組の親子の為に、誰も乗っていないスヌーピーが宙を舞います。
待ち時間よりアトラクションの時間の方が長いなんて、なんだここは?みろくの里か?
フライング・スヌーピーで宙を舞った後は、モッピーのバルーン・トリップで再び空を飛び、エルモのゴーゴー・スケートボードで地を旋回し、セサミのビッグ・ドライブで気晴らし運転と洒落込み、ハローキティのカップケーキ・ドリームで目を回し、ビッグバードのビッグトップ・サーカスでウサギに跨りました。
全部貸切状態で。
昨日半日で2つしか乗れなかったアトラクションが、たった1時間で7つ制覇。
しかも次どれ乗るか選び放題で迷い放題。
僕ははっきりわかったよ。人生っておそろしいことばかりなんだ(チャーリーブラウン)
2回目のフライング・スヌーピーから地上に舞い降りた時、別働隊の嫁から電話が。
「もしもし!!父さん!緊急事態!緊急事態よ!」
まだ人が疎らにしか居ないスヌーピー・エリアに響く妻からの電話は、迫りくる緊急事態を告げるものだったのです!
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