勝点4

さて日本代表。
グループ最難関と思っていたセネガルと勝点1を分け合いグループ同率首位。
 
勝つチャンスがあり勝ち切りたかった試合と言うのは、少々セネガルを侮り自らを思い上がってないか?
 
都並城の解説も勝点3取りに!と頻りに言っていたが、ワールドカップを勝ち抜く勝負処のセネガル戦。
そんなリスクを冒す必要は全くなし。
 
身体能力で勝るセネガル相手に、後半終了間際の局面で日本の誰がセネガル選手の突破を抑えれるのか?
 
初戦勝利とは言え、昨日の試合を落としていれば、勝点3のままでグループ3位に陥落だった日本。

苦手アフリカチームに2度リードされた日本が引分勝点1を取れたから、グループ首位のまま最終戦は予選敗退が決まり、グループリーグの中で1番相性が良いと目されるポーランドと戦える、有利な展開に持ち込めた。
 
功を焦りセネガル相手に前掛かりになって仕舞えば、試合終了間際の1番難しい時間帯で身体能力の高いセネガル選手に個の突破を許す可能性は高くなる。
実際試合中もサイドからの速い展開でピンチを招いている。
身体能力に劣る日本は、戦略的な数的有利と献身的な身体を張ったプレーで事無きを得ていた。
それを終了間際の1番身体も頭もキツイ時間帯にリスク背負って3点目を取りに行くとか。

大丈夫か?都並に城は。
試合中の解説も誰に忖度しているのか、ピントのズレた解説と称賛ばかり。

試合後に西野監督も勝てた試合で勝点3が獲りたかったとコメントしたが、いやはや。
 
選手交代に本田岡崎宇佐美を使ったのも謎。
 
本田の起用は、セネガルの速いサッカーを封じ、遅攻でセネガルのリズムを崩すと言う意図があるかと思うし、結果、本田のモッテル加減で勝点1が取れた。

しかし、西野監督のコメント通り勝ちに行くのなら、岡崎ではなく武藤ではないか?
武藤も前線から身体を張れ献身的なプレスを掛けれる選手。
年齢的なスタミナスピードから言っても岡崎より武藤と思うが。
 
そして何より不明なのが宇佐美。
 
追加点を喫し勝点の上積みが出来ないリスクを1番回避しなければ成らないアノ場面で、DFに難がある宇佐美の起用。
ボールキープが出来る本田を投入した後、宇佐美に期待するプレーは何か?
 
前線にボールキープ出来る本田と宇佐美、前線からチェイスが出来る岡崎で試合終了間際に期待する事は、時間を使って逃げ切ることなのでは?
 
 
ロシアワールドカップ。
予選リーグ2試合が終わり勝点4でグループ首位。
 
世間の盛り上がりに反して、気分が重いのは、必ずしも日本の戦略通りに行っている様に見えない処。
運の良さと言うよりは、悪運の強さと言うのが何とも。
 
選手が頑張っているのは十分伝わり、日本代表を応援したいが、どうにもこうにも消化不良が続く。

yatte-mio

息子と娘の事とサッカーの事と好きな事と書きたい事。

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