指揮官として1番大事な事
この記事にほぼ同意。
西野朗氏は「夢見がちなリアリスト」なのもそうなのだろう。
さらに
「ここで議論すべきは、他力に委ねた時間稼ぎの是非ではなく、なぜ、このような状況を招いたか、だろう。」
にも賛同する。
そしてこの問いの解は、
指揮官が選手の可能性を信じきれなかったから
ではないだろうか。
記事中にもこうある。
「日本が追いつく可能性よりも、0-1のまま終わらせて、コロンビアの勝利に命運を委ねるほうが可能性は高いと判断した――。つまりは確率論であり、決して大博打でも、ましてや茶番などでもないだろう。」
つまりは、日本選手が同点に追いつく可能性を信じられず、その様な采配を自身がする事への「信頼」も無かったと言う事ではないか。
優れた指揮官に最も必要な事は、自分の選手そして自らの決断を信じきれる、と言う事だと考える。
如何に困難なミッションもこの選手たちなら達成し、自らと共にあるスタッフなら、困難を打ち破る策を図れると言う強い信念こそ、必要だと考える。
その一番大切なモノが、この指揮官には無かったと言う事である。
選手から、勝利の為に闘うと言う名誉を奪いまでしておいて。
不本意ながら勝つための策だったと言う言葉を隠れ蓑にして。
そう言えば。
チームが不調の時に首脳陣からの残留を固辞し、不調の責任を取るとチームから去った直後、オリンピック日本代表監督になられた森保氏が、いつの間にやらA代表スタッフとしてベンチに居たが。
そして。
2016年から代表コーチとして携わっている手倉森誠氏はなぜハリルホジッチ解任後、後を受け継がなかったのだろうか?
アンダー代表監督を歴任しA代表コーチとリオ五輪代表監督まで兼任されたのに、なぜA代表監督に昇格しなかったのか?
なぜ直接の代表指導者役で無かった西野朗氏が後任に抜擢されたのだろうか?
ハリル体制下のコーチだった手倉森氏はコーチとして残留しているのに。
話題が逸れた。
しかも詮無き詰らぬ事を書いてしまった。
駄目だな。
やっぱりどうにも好きにはなれぬ。
西野采配擁護は理解出来るが、やはり受け入れ難い。
但し。
残り8分間のボール回しは戦術として有りで卑怯ではない。
そして勝利の為に死力を尽くす代表選手には、心からのエールを送りたい。
史上初のベスト8も成し遂げて頂きたい。
そして、いかなる結果・如何なる過程があろうとも、代表選手には誇り高く帰国して欲しいと切に願う。
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