ベルギー
日韓ワールドカップを思い出す。
鈴木隆行の身体を投げ出したトゥキック。
あれから16年。
ドイツ南アフリカブラジルを経てロシア。
02年はホスト国としてグループステージ敗退阻止に熱くなった。
06年は黄金世代に胸熱くしそして虚しさが残った。
10年は本田遠藤のフリーキックに震え駒野と泣いた。
14年はドログバとハメスに魅せられた。
そして16年。
日本人指揮官のレベルに打ち拉がれた。
結果だけが残ったロシア。
引き分けで良い試合。
最初から勝負に徹し、不本意ながらリスクを負わないドン引きポゼッションサッカーを追求するのなら、戦略として理解もしよう。
が結果はどうか?
カウンター喰らってピンチの連続の果てに、要らぬフリーキック与えて失点し窮地。
だだ漏れの偽作で交代枠を無駄に使い、切り札に使わねばならぬ最後のカードにメッセンジャーとして長谷部投入し、後発のセネガルが同点に追い付いた時の手立てを自ら放棄。
しかも最後の最後。
極々センシティブな試合展開で絶対にミスが許されない中、チームに本日のゲームキャプテン川島と本来のキャプテン長谷部と言うリーダー混在の混乱の種をも投入。
命の綱だったフェアープレイポイント。
予選敗退が決まっていたポーランドが勝点3に拘ってくれたから事無きを得たが、有終の美を飾りに、ポーランドサポーターの為の追加点を狙いに来たらどうしたのか?
フェアープレイポイントは利点では無く、足枷に変わる。
ファールを絶対に避けなければ成らない緩いDFでゴールを死守しろ!と言う選手任せの無策無能。
同点で突破と言うアドバンテージを自ら放棄。
同点で突破と言うチャンスも放棄。
ポーランドが攻めずセネガルが負けると言う、ご都合主義の希望的妄想。
チャンスは自ら放棄した上で無策なのだから、無策以下の史上最低の無能。
それを策だと言う狂気。
醜く勝つなら美しく負けた方が良いとは、言わん。
しかし。
ああ、腹ただしい!
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