そこじゃない・・
裁量労働制のデータ異常問題。
またも、消去済と言ったデーターが見つかって、そこを追及する野党。
違うだろ・・。そこじゃないだろ?
事の本質は、如何に効率良く労働するかだろ?
どのような労働環境を国として構築していくかだろ?
官邸の指示があったかどうか
政権への忖度があったかどうか
何でもかんでも安部降ろしの政争の具にせずに、真っ当に官僚批判・官僚改革を唱えれば、野党の支持は上がる。
安部総理の答弁。
「裁量労働制で働く人の労働時間は、平均的な人で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」という1月29日の衆院予算委での答弁について「厚労省から上がってきた答弁(要領)にはデータがあった」と説明。「当日の朝に上がってくるので、正しいかどうかを確認することはあり得ない。役所から上がってきた資料はある程度、信頼して答えざるを得ない」とも述べた。
これの答弁を丸々支持など出来ないが、しかし、組織として担当者から上がて来た資料を信頼するのは当然。
その資料に対する最終責任、それに基づいた最終判断の責任はトップが持つとしても、事の本質は安部総理の虚偽答弁云々ではないはず。
安部内閣の官僚への指導力・統括能力は問われるべきではあるが、この裁量労働制データ問題に関して答弁した安部内閣を糾弾しても、根本的な問題解決にはならない。
どのような労働環境構築が必要なのか?
それに際してどのような資料が必要なのか?
その議論をどう深めていくのか?
その全ては、国民の為でなければならない。
国民はカリスマを求めているのではない。
より良い生活環境を提供できる、「政治」を求めている。
政治の顔など、誰でも良い。
与党も官僚に対してお粗末ならば、野党も相変わらずの野党っぷり。
この末法のカオスを打破するには、やっぱりカリスマが要るのかな。
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