読書
先日読破した「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」巻の一。
面白かったので早く巻の二が読みたい所ですが、既に次に読もうと思い買っている本がありまして。
しかも、同時進行で読んでいたスティーブンキングのダークタワー1もまだ読破してませんで。
ダークタワー1は既に終盤。
半日ないしは集中した1時間強もあれば読破できそうなとこまで行っておりますが、如何せん沙門空海にやられた。
通勤時にガンスリンガー、家で沙門と二股かけたのがいけなかった・・。
今や気分は「南無大師遍照金剛」
しかもご縁と言うのは不思議なモノで、弘法大師空海の名言なる書籍が我が家に在るではないですか。
眼に付いちゃいますよね。
すると、手が伸びますよねぇ。
スティーブンそっちのけで。
次に控えるデイヴィットCテイラーもそっちのけで。
通勤の時間に御大師様のご説法受けますよねぇ。
すると色々なご縁が閃き、ゴソゴソと本棚探りますよね。
で、出て来ますよねぇ。
「空海秘伝」なる書籍。
若かりし頃。
人の親になる頃に読んだ、弘法大師空海の生涯を書いた小説。
当時は
彼岸に旅発つ曾おばあ様と入れ替わりに、此岸に一つの命が生まれ来た頃。
消えゆく命と生まれ来た命を前に、命が何たるかを考えた頃。
神社仏閣巡りして、高野山にも善通寺にも行ったあの頃。
歳を経て、親となり、今読むとまた頂く教えも違うもので。
と言うよりは、日常に追われ全く忘れ去っていたご縁。
しかも、忘却の途中に、間違った理解の道に進んでたことに驚きます。
輪廻転生と言うのか、転法輪と言うのか。
今にしてまた舞い戻った密の教え。
今は、アメリカではなく、密教なのかと。
佛にご縁ある時節なのかと。
グレートスピリッツから御仏にへと繋がるのが、今進む道なのかと。
気分は完全に、曼荼羅の世界。
と言う訳で、次は三教指帰から性霊集ないしは大日経または理趣経へと進むのかなぁ。
ヨーガスートラももう一度このタイミングで読み返してみたい。
老荘も再度読み込んでみるのも面白そう。
論語や菜根譚も今か。
ダークタワーにはいつ辿り着くんだ?
黒い衣の男に追いつくのはいつになるやら・・。
1954年のニューヨークはいつだ?
まぁ提出も求めらてていない、勝手気ままの読書の旅。
ゆっくりゆっくりと。
流るままに、感じるままに。
行雲流水。
全ては御仏の掌。
0コメント