物語

辛い思い出は、仕舞い込んでいる間に濃縮される。
濃縮された辛い思い出は、辛い記憶になり、心に刺さり続ける。
 
辛い思い出を語ると、それは物語になる。
教訓譚として、物語になる。

語れば語る程、記憶ではなく物語になる。
辛い記憶が、物語を語ったと言う記憶になる。
 
人は、物語をハッピーエンドで迎えたい。

 
 
物語の結末は変わらなくても、語れば語る程に、辛い記憶は、意味のある物語に変わる。 
 

どんな物語にして語るのかは、話者次第。
 
 

yatte-mio

息子と娘の事とサッカーの事と好きな事と書きたい事。

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