子供に見せたいのは
完全無欠常に正解を弾き出す常勝の親父ではなく、例え負け続けても逃げずに踏ん張り続けるボロボロの背中。
上から見下ろす安い薄ら笑いではなく、泥水にまみれた横で起ち上がる勇気をくれる輝く笑顔。
晴天の澄み渡る青空ではなく、曇り雨が降り雪が嵐となって視界を遮っても、その向こうに無限に拡がる満点の星空。
本当に伝えないと行けない事は、立つべき頂ではなく、頂きに辿り着く数多くの道。
そびえ立つ多くの頂。
どの道を行き、どの頂きに立つのか?
その為に必要な見せるべき姿は、頂きで猛々しく吠える姿にあらず。
苦しみ抜き道に迷い倒れ後悔してもなお、頂を見据える輝く眼光。
それが伝わると信じる心。
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