誘導尋問のお手本
読売テレビが行った世論調査が公表されました。
注目は問9。
>政府は、組織的犯罪集団が犯罪を実行しな
>くても準備段階で罪に問える「共謀罪」の
>趣旨を含んだ、「テロ等準備罪」を設ける
>法案を今の国会に提出する方針です。
>犯罪の計画段階で、処罰の対象となること
>に対して、人権侵害や、捜査機関による乱
>用の恐れがあるとの指摘もあります。あな
>たは、この法案に賛成ですか、反対ですか?
テロ等準備罪の設定が実に恣意的偏見。
人権侵害や捜査機関の乱用の指摘があるのは確かだけれども、それを書くのなら、この法案が必要な理由も併記しなければ、不公平で正確な情報提供ではなく、ミスリードを誘っている誘導尋問。
無理解と反体制主義による一部のネガティブな指摘を然も正論な様に印象着けてからの意見調査は、純然たる世論では、ありません。
持論に有益なデータを採取出来る様に操作し、都合良く継ぎ接ぎして公表する姿勢は、報道ではありません。
こう言うカラクリが露見する時代。
マスコミ自らが自らで、自らは偽ニュースだと証明している事に気付きさえしない滑稽さ。
憐れの1言。
0コメント