釈迦に説法
天上天下唯我独尊
あるお寺の住職が言われるには、
お釈迦様は生まれた時、天と地を指差して、天上天下唯我独尊と言われた。
天上天下とは宇宙全体の事。
唯我独尊とは、我ただ独り尊いと言う事。
と説かれます。
この説法での我は、釈迦如来と言う事になります。
ある住職は説かれます。
唯我独尊の我とは人間の事。
つまり、人間のみが尊い。
天上天下唯我独尊とは、
宇宙広しと言えども、私も貴方もこの世でただ独りの存在。だから尊いのだ。
我とは、誰もが、と言う意味です。
釈迦だから尊いのでも、人間だから尊いのでもなく、この世にあるあらゆる者物が全て等しく唯一の存在で、同等に尊い。
と言う意味。
全て者物が唯一の存在であるから皆等しく尊い。
覚りの道を歩む坊主すら天上天下唯我独尊の意味を履き違える末法の世。
弥勒の衆生救済まで56億年以上。
末法の世の先は永いなあ。
0コメント