豊かな庭で子どもは育つ
偶々、昨日、庭作りの話が出て。
庭を作りだした時は、なんてアンバランスな木の植え方なんだろうと思った、と。
でもそれが5年経ち10年経ちして来ると良いのよ!、と。
あんなにバランスの悪かった石と木のバランスが絶妙に良いのよ!と。
子育てと同じだと思いながら、庭作りの話が弾んで。
先の形を見据えながら、今どうするのか。
近視眼的に、短絡的に、刹那的に、現状の形云々よりも、そのずっと先のグランドデザインを思い描いていないと、美は完成しないと言う、同じ哲学が存在しているんだと。
つまり、何をするにも、創造力と想像力と、そして豊かさが必要なんだと思い至った訳で。
5年10年先を待ち遠しく過ごせる余裕「豊かさ」こそが、庭を美しく成長させるんだとしたら、子育てもまた、親の心の豊かさが、美しい子供を育てるんだと。
では、その余裕豊かさの源泉は何かと言うと、成長を共に楽しむ、事じゃないのかと。
庭の成長と共に、それを観る目・感じる心を成長させる事が必要なように、子供の小さな成長を発見できる親の感受性も成長させて行く事が必要なんじゃないかと。
結局は、気付くかどうか。
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