子は

朝の通勤路。
すれ違う1組の親子。

お父さんに抱かれゴミ捨てに向かう姿によく出会います。
穏やかで優しそうなお父さん。
大事に大事に抱き抱えるお父さんの腕に、チョコント抱かれる小さなお子さん。
まだ年少さん位でしょうか。
普段見掛けるお子さんは、静かで穏やか。

我が家の様に怒鳴り声なんか上げないんだろうなあ。

といつも思います。


そんなお子さんが、今日はギャン泣き。
どうやら何かを持って行きたいのか置いて行きたいのか。

お父さんも困り顔。

朝の出勤時ですから、時間もないでしょう。
それでも、一生懸命になだめるお父さん。
なだめる声に苛立ちが含まれたって当たり前です。

私なら、苛立ちどころかギャン怒りです。


子は誰も泣きます。
理由も分からず泣きます。
泣く子に親は戸惑います。
理由も分からず泣く子に、苛立ちます。


それで良いと思います。


泣いて苛立ってなだめて怒って怒鳴ってぶつかって。
自己嫌悪に堕ちて反省して、同じことをまた繰り返して。

でも、それで良いと私は思います。


大事なのは向き合う事。
分かろうと向き合う事。

どんなに分かろうとしても、我が子だろうと、どんなに向き合っても、他人の気持ちは分かりません。

それでも、一生懸命分かろうと向き合う事が絆に繋がると思います。


今週末入学式を迎える我が息子娘。
中学生の息子小学生の娘を、育てるのは初めて。

また手探りで苛立ちながら、怒鳴り散らして向き合って行くから、覚悟しとけ!



yatte-mio

息子と娘の事とサッカーの事と好きな事と書きたい事。

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