頭がよくなる思考術 白取春彦


少々タイトルが気恥ずかしいが、敢えてブックカバーをせずに通勤電車で読破した。
 
本のページ数は薄い。
文章数も薄い。
 
しかし、中身は濃い。

よくある自己啓発本である。
書いている事自体は、目新しくない。
 
しかし、なぜか刺さる。
 
切り口のエッジが良いのかも知れない。
 
 
 
「世界は譜面のようなものである。見る人の知識や見方によって、意味を持ったり持たなかったりする。」

目新しい切り口ではないコノ文書も
 
「譜面を読むことができる人は、譜面を眺めながら音楽を聞くことができる。」

と言う一文が前に入る事で、後に続くありきたりの文書に、広がりを与える。
 
知識を持つことで、世界に音色を与える。
 

その気になれば1時間あれば読破出来るかも知れない。
だからこそ、何度も読み直せる。
だからこそ、人生の指針になる。

 
座右の書がまた1つ増えた。

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