沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三 (角川文庫) 夢枕獏

沙門空海も巻の三まで来た。
いよいよ物語は山場を迎え、謎が一つ一つ解かれて行くのだが、いやいや、文ってどうなの?

ここに来て、皆が探し求める重要な文の出現は、余りにも突飛ではないか?
しかも、謎解きの核心を文が吐露し過ぎではないか?
 

さあ沙門空海。
巻の四での宴に、何を魅せるか。
来賓達は何を見るのか。
何を見たいと望むのか。
 

密の正統はどう灌頂されるのか。
 
 
全ては、曼荼羅よ。
 
 

 


 
 

yatte-mio

息子と娘の事とサッカーの事と好きな事と書きたい事。

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