捨てられた鬼

節分の豆撒きが終わり、捨てられた鬼の面を見てふと思う。
 
鬼を追い出し福を呼び込む。

 
豆撒きの豆に着いてきた鬼の面。
 
確かに使い捨て用の安価な面ではあるけれど、僅か数分の為に購入する虚しさ。
そして何の感傷にも浸らず、当たり前に捨てられる侘びしさ。
 

 
捨てられる鬼の面と捨てた人の面。
 
大量消費だからと、無感情に捨てれる人の面の下はどんな顔があるのか。
 
鬼は外、福は内。
 
 

福は鬼の面と一緒に捨ててしまってる気がする。

 
 
来年もコノ鬼に活躍して貰おう。

yatte-mio

息子と娘の事とサッカーの事と好きな事と書きたい事。

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