福岡教師暴行動画
授業中生徒が教師に暴行を加えている動画が話題です。
見ていて胸糞悪くなります。
暴行を加えている生徒もそうですが、止めよとしない他の生徒も加害者です。
ツイッターでは、抵抗しない教師にも賛否がある様です。
教師が生徒の暴行に暴行で抗すれば、手を出した教師が訴えられる。だから、やり返さなかった教師グッジョブ!と意見。
確かに教師が自己防衛だとしても反撃していれば、都合の良い様に編集された動画が拡散されて、教師だけが槍玉に上がったでしょう。
分別ある大人としては、正しい行動だったのでしょうが、先生として正しい行動だったのでしょうか。
私は疑問に思います。
自分の教え子が暴力行為を行っていれば、それを正す為の指導をするのが先生としての有るべき姿なのではないでしょうか。
この動画の1番の問題は、先生が教え子に正しい指導が出来ない環境にある事だと感じます。
子供の育成は、地域全体で担うものだと考えます。
家庭と学校が信頼関係をしっかり築き、地域社会の協力の基、子供らの成長を見守らなければ、子供は正しく育ちません。
「子供の正しい成長」とは1言で言い表せるものではありませんが、自己を肯定し他者もを肯定する。他者に感謝し他者を思いやる心を育む事は、正しい成長で間違いないでしょう。
学校の先生に質の低い者が居るのも悲しいかな現実。
しかし、熱意ある素晴らしい先生がいらっしゃる事も、嬉しい現実。
熱意があれば何でも良い訳ではありませんが、熱意ある先生が正しく子供らに指導する為には、保護者の協力理解が必要不可欠です。
親も先生も完璧ではありません。
完璧ではなく、過ちを繰り返すからこそ、他者を思いやる心を子供らに伝えられるのだと思います。
子は親の鏡。
福岡の動画事件は他人事ではありません。
今一度、自分の行動、我が子や我が子の友達、学校への関わり方を私自身が反省しようと思います。
0コメント