こころにすむ おおかみ(インディアンのティーチングストーリー)

絵本。
ネイティブアメリカンに伝わる昔話を題材にした絵本。

エルダー(知恵を持つ老人)が孫たちに語ります。

誰の心の中にも二匹のおおかみが住んでいて、常に戦っている。
一方は悪いおおかみであり、恐れであり嘘であり自分さえ良ければと言う心。
一方は良いおおかみであり、勇気であり愛であり信頼の心。

孫が問います。

二匹のおおかみ。
どちらが勝つのですか?

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このエルダーの回答は、私が知っていた回答と表現が違います。

私が知っていた回答の方が直観的でしたが、ネイティブアメリカンの教えは、誰かから教えられるものではなく、自らが探し出すもの。

ネイティブアメリカンの格言にある

良いチーフは奪わない。与える。

を実践してのこの絵本なのでしょう。

絵本でエルダーが語る事から学び、回答を自らが探す事こそが、この絵本の力。




yatte-mio

息子と娘の事とサッカーの事と好きな事と書きたい事。

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