気合いと根性
昔は、気合いと根性がまかり通っておりました。
弱音を吐くや否や、気合いが足りない根性がない。
それが必ずしも良いとは思いませんが、昨今の何にでも病名着けて病気にする風潮は好きではないです。
いや、嫌いです。
ちょっと叱られたから心が折れた。
少しばかり上手く行かないから挫折した。
自分と違う意見を聞いて裏切られた。
ストレス、トラウマ、PTSD。
確かにどうにも成らない、本当の病もありましょうが、総じて、優しい全盛の時代に病が多いのは、やはり、優しいだけが良い訳ではない証拠なのでは。
気合いと根性が否定され、優しいばかりでは抗えず。
個性を重視しながら、組織に溶け込む土壌が熟しているとも思えない今。
大事なのは、受け身の取り方、なのかと思います。
当たり方、避け方、逃げ方、流し方。
逃げ道、逃げ場は沢山あった方が良い。
単純で尖鋭化した世の中、気合いと根性や優しさよりも、先ずは、多種多様な受け身を子供に教える時代なのか。
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